nabe_s.gifやぶきカレー

2013.02.16-17

キャラバンサイト

やぶき復興まちづくりセンター&サイドハウス

記録映像


Film by Kana Ohashi (http://yutakana.org)

やぶきカレーダイジェスト 定点観測 [カレーつくる編]

やぶきカレーダイジェスト 定点観測 [カレー食べる編]



今回のカレーキャラバンは、福島県西白河郡矢吹町へ。2月17日に行なわれた「第1回 矢吹復興まちづくり車座会議」で、午後のワークショップが始まる前に参加者のみなさんに「やぶきカレー」をふるまうためです。
ワークショップ参加者、スタッフの方を合わせると100人程ということで、100人前のカレーを作ることになりました。普段は50人前程の量をつくっているため、いつもの2倍という量に緊張しつつ、前日の16日に矢吹入りし、「やぶき復興まちづくりセンター」の厨房と、その前にあるかわいらしいコンテナのような「サイドハウス」をお借りしてキャラバン開始!まちづくりセンターには、センター長の阿部さんが育てたじゃがいもが大量に届けられていました。
まずリサーチと買い出しへ。初めに出かけたお肉屋さんで、恐る恐る「豚バラ5kgください...」というと、お店の方に「5キロ!?」とビックリされることに。言っている私も普段のスケール感から逸脱していることに戸惑いながらも、100人前のカレーをつくることを伝えると、お肉屋の奥さんが「それじゃあ5kgだと、ひとり当たり50gだから多いくらい」と大体ひとりぐらいの量を取り分けて見せてくれました。それを見て、適量だなと安心する我々。スープもお肉屋さんにアドバイスをいただき、今回は鶏ガラを使うことに決定。その後、青果店、八百屋、酒屋をめぐり、買い出しは終了。
まちづくりセンターに戻り、ひとまず手分けをしてとりかかります。スープ担当が加藤さん、ピューレ担当は健世さん、カレーペースト担当は私(木村亜)。そして、手伝いにきてくださった矢吹の方々や地球研の石川さん、ユタカナの裕太郎さんが大量の野菜を切り刻んでくださり、カナさんが全体の様子を記録していきます。いつも使っている寸胴鍋(50人前用)ふたつで調理する予定が、100人にふるまうには足りないのではないかということで、矢吹でお借りした1.5倍サイズの巨大鍋ふたつで調理することになりました。つまり、いつもの3倍の150人前...私は緊張しすぎて挙動不審になりつつペーストを練りました。オロオロする私の横で、カレーキャラバンの理念どおり、あの場所に居合わせた方々の知恵が少しずつ合わさり、日が暮れる頃には巨大な鍋の中は段々とカレーらしくなっていきます。照明設備がないサイドハウスには、お向かいのおもちゃ屋さんによって急遽電気工事が施され、明かりが灯りました。そんな明かりの下、矢吹の食材や鍋を囲んだみなさんの知恵、力をまぜあわせた「やぶきカレー」はひとまず完成!
ワークショップ当日。一晩寝かせたのが功を奏したのか、なかなか美味しくなったやぶきカレーは、たくさんの方がおかわりをしてくださいました。そしてなんとキャラバン史上初めての感謝状までいただきました。子供たちから大人まで、ワイワイとカレーを囲む光景や、「矢吹のまちに夢を咲かせよう!」と題された午後のワークショップの盛り上がる様子を見て、食事をともにすることは、心をわかちあうことにつながるのかなと感じた矢吹カレーキャラバンでした。みなさま、ありがとうございました!

レシピ

スープ作り。鶏ガラ、セロリ、リンゴ、ニンニク、ショウガ、料理酒をたっぷりの水に入れ、大鍋で煮込みます。

加藤さんが腰を痛めながら、大鍋をかき混ぜます。

ピューレ作り。鍋でユズ酒を煮詰めながら、レモン、リンゴを加え、ドロドロになるまで煮込みます。

FABカレーあたりからピューレに目覚めた健世さん。フルーティーさと酸味がカレーにパンチをきかせます。

スパイスペースト作り。ショウガみじん切りを炒め、香りがたったらタマネギペーストを加えます。ペーストが暖まったら、ターメリック、コリアンダー、チリペッパー、シナモン、クミンを加え練り、塩を加えてさらに練ります。

150人前分のスパイス...少々途方に暮れながらスパイスをあわせていきます。

巨大鍋でショウガみじん切りを炒め、香りがたったら豚肉を加え火を通します。ニンニクみじん切りも加えます。一口サイズに切ったダイコン、ニンジン、じゃがいもを加え炒めます。

野菜の切り方は矢吹のお母さんと相談しながら。いろんな方に切っていただいた野菜をどんどん炒めていきます。

①のスープと②のピューレを合わせます。
④の鍋に⑤のスープを加え、刻んだ凍み豆腐、ほうれん草も加えて煮込みます。

炒めた具材にスープ&ピューレが加わり、着々とカレーらしくなっていきます。

⑥の鍋に③のペーストを加え、さらに煮込みます。

スープ、ピューレ、ペーストがひとつに合わさります。味見をするとほぼカレーに近づいてきました。

コリアンダーを加えとろみを出させます。

全体的に、しゃばしゃばとしているので、とろみが出るコリアンダーを加えてみます。

塩、クミン、カイエンペッパーを加え、味をととのえつつ、ひとまず完成!

一晩寝かせていただきます!!


材料

タマネギ/凍み豆腐/ほうれん草/しょうが/レモン[若松屋]
豚肉バラ/鶏ガラ[川崎屋]
だいこん/にんにく/りんご/セロリ[橋本商店]
料理酒/ゆず酒[大木代吉本店]
じゃがいも[阿部さんの畑]

料理酒は大木代吉本店さんから、じゃがいもはセンター長の阿部さんからいただきました。ありがとうございました!

タマネギペースト

img_3703-1.jpg矢吹入り前夜、20kgのタマネギをペーストにしました。(前の週にワークショップの打ち合わせに出かけた矢吹で仕入れたもの)寸胴鍋に満タン2杯分のタマネギみじん切りは、5時間かけて、1/4程の量に凝縮された飴色ペーストに仕上がりました。カレーの土台であるタマネギペーストの心強さ、力強さを今回も思い知りました。タマネギはすごいのだ。

カレーおでん

yab06.jpgおでん展以来、カレーキャラバンの定番メニューになりそうなカレーおでん。和風出汁とカレーの相性は抜群なのです。
カレーおでん[大根・がんも・こんにゃく・ちくわ・ウインナー]

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